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映像無線伝送は4Kの領域へ。「Hollyland Mars 4K」レビュー

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モモコ Post time 2023-9-8 14:54:27 | Show all posts |Read mode
Hollyland Mars 4Kを導入しましたので、使用感想をブログ記事でレビューしていきます。Mars 4Kは、カメラなどの映像をHDMIまたはSDI入力によってワイヤレスで映像を飛ばせる送受信機です。映像の解像度やフレームレートは、4K30P1080P・60FPSに対応し、150m離れた距離で動画を鑑賞可能。手元のスマートフォン、タブレットの表示にも対応しiPadやAndroidから映像を確認することもできます。
接続できる端末上限台数は、スマホまたはタブレットが最大4台、Mars 4KやMars M1などの同社製品が最大2台接続可能となっています。日本国内で利用する際には技適やDFSにも対応しているので、電波法の違反なく安心して屋外で利用できるのも長所です。
l Hollyland Mars 4Kのメリット(長所)
私は以前からHollyland Mars400Sという機材を使っていますがHDMIケーブルの配線をすることなくモニターに映し出せるので、かなり重宝していて、3〜4年ほど愛用してました。今回のMars 4Kは、伝送できる解像度が4Kにアップグレードされただけでなく、Wi-Fi経由でアプリへ画面表示する際にもスムーズに繋がるので、全体の使い勝手が更に良くなっている印象を受けました。全体的に満足しています!
体側面には、カラーディスプレイも備えているので、従来のOLEDに比べて直感的で分かりやすいのも良いところです。特に良いのはバッテリー残量がアイコン表示されている点です。


また、この後で詳しく見ていきますが、同社製の製品とも互換性があるので、既に持っている機器とも連携することができるのも大きなメリットです。


l 4K映像のワイヤレス送受信に対応したトランスミッター

続いて、Hollyland Mars 4Kのスペックについても見ていきます。
Mars 4Kは、HDMIまたはSDI入力した映像を最大150m離れた場所でも受信できる製品です。特に凄いのが、HDMI入力された映像については、4K30Pの映像をワイヤレスで飛ばすことができます。
送信機(TX)と受信機(RX)のセットとなっている製品が基本ですが、それぞれの機器を個別に購入することも可能です。詳しくは冒頭のAmazonのリンクをご覧ください。受信機側は最大で2台まで同時に映像をワイヤレス受信できます。
Mars 4Kでは、送信機1台に対して次のような組み合わせで映像を受信して画面表示できます。

送信機1台に対する受信機の組み合わせ

1. RX(受信機)2台
Mars 4Kが2台の受信機があれば同時に映像を受信することができます。

2. RX(受信機)1台とアプリ2台
Mars 4Kが1台の受信機で映像を受信しつつ、スマートフォンやタブレットで最大2台まで映像を受信。画面表示することができます。


3. RX(受信機)0台とアプリ4台
Mars 4Kの受信機側は使わず、スマートフォンやタブレットで最大4台まで映像を受信。画面表示することができます。

受信機の映像出力はTVモニターや別売りの外部モニターに入力して画面表示するといった事が可能です。例えば、外部モニターには背面にMars 4Kなどの映像トランスミッターを装着できる製品があります。



Mars 4K受信機の映像出力を外部モニターの映像入力に接続すると、画面表示できます。


この他に、4Kモニターなどの大型テレビや、モバイルモニター、ATOMOS NINJA VBlack Magic Design Video Assist 12Gなどの外部レコーダーと繋いで映像をキャプチャーするといった使い方も出来ます。


これに加えて、Hollylandの他機種とも互換性があり、過去の記事や動画でもご紹介しているMars M1等でも映像を受信できます。こちらは送受信機の機能を備えた製品なので便利です。

l Mars 4Kと互換性のある機器

その他に、スマートフォンアプリから映像を受信することもでき、最大で4台まで同時に使えます。
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l Mars 4K送受信機を屋外で使用した結果

実際にHollyland Mars 4Kを屋外で使用してみて、映像がワイヤレスで送受信できるか検証してみました。

以下の写真では4Kの映像を2つの受信機で画面表示したり、スマートフォンアプリで画面表示させてみました。起動時の遅延がどれくらい発生するかについても、動画の中でご紹介しています。
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手元のカメラSONY α7IVの映像をMars 4KのTX(送信機)に4Kで入力して、RX(受信機)で受けた4K映像をBlack Magic Design Video Assist 12G HDRへ画面表示させてみました。
実際に使ってみたところ、Mars 4Kの送受信機の距離が離れると不安定になる事はあるものの、ちょっとした距離なら十分使えそうな印象でした。
手元には携帯電話や2.4GHzのワイヤレスマイクを携帯していましたが、電波干渉を受けながらも、それなりに使えるようです。意外にも、Mars M1とMars 4Kとの相性が非常に良く、遠く離れても安定して映像を拾っていることには驚きました!
Mars 4Kでは、5GHz帯の電波を使用し、4K映像で8-20Mbpsのデータを伝送できるようです。実際に外部キャプチャーモニターで記録してみたところ、電波の受信状況が良いときにはブロックノイズが目立たず、キレイな映像を受信できました。
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